やけど 熱傷
つかまり立ちを始めたお子さんは、テーブルに置いた熱い珈琲やカップラーメンを引っかけやすいです。
冬は湯たんぽによる深いやけどが増えています。ご注意を!!

最近は重いやけどをされる方が減ってきていますが、ちょっとした不注意でのやけどは以前と変わらず見られます。
近頃、湯たんぽが流行だそうで、足首の周りに深いやけどを負って、来院される方が3,4人続いています。ご注意下さい。
また、お子さんがテーブルにおいた熱いコーヒーやインスタント麺を手で引っ掛けて、あごから首、胸に熱湯をかぶってしまうことがあります。可哀想ですので、ご注意ください。
やけどの深さ
やけどの深さは大きく4つに分けられます。1度、浅い2度、深い2度、3度やけどです。
一番浅いのが1度で赤くなるだけで、一晩過ぎれば、正常な皮ふの色に戻ります。
次に2度ですが、表皮基底層から真皮浅層にいたるやけどです。
2度は2つに分けられ、水泡が破れていない状態で非常に痛いやけどが浅い2度で、針で少し刺すと痛みがあります(ピン プリック テスト陽性)。
一方、水泡が破れて、その下に赤くて白っぽくなった真皮が見えている状態が深い2度で、針で刺しても痛くありません(ピン プリック テスト陰性)。
最後に3度やけどですが、皮ふ全層に高熱が及んだ状態で、黒くなったり、真っ白になった状態です。
治療
1度は冷やす程度で大丈夫です。
水泡ができる浅い2度からはお近くの皮ふ科、形成外科、もしくは外科系の病院を受診ください。水泡は破らず、内容液を抜いて、創傷被覆材でカバーします。だいたい2週間以内に治ります。
深い2度になると、2週間以上かかります。昔は手術を行うことが多かったのですが、最近はフィブラストという塩基性線維芽細胞成長因子製剤をスプレーで使うことで、深い2度も2週間以内で治ることが可能になりつつありますので、早期の適切な処置が大切です。それでも、皮膚移植手術が必要になってしまうことがあります。
3度やけどは焼けた皮膚を取り除き、新しい皮膚に置き換える手術が必要になります。
アフタケア
アフタケアには時間がかかります。皮膚が治るまでの時間がかかると、傷あとが残ります。できるだけ早く治す必要があります。傷あとが残った場合は、アフタケアが必要になります。 重症なやけどはお近くの熱傷専門医を受診してください。軽症の場合は形成外科、皮膚科、整形外科で対応できますが、細かいアフタケアは形成外科の方が得意です。
日本熱傷学会
院長は勤務医時代には熱傷学会認定医でしたので、熱傷の経過、治療、アフタケアには精通しております。日本熱傷学会
小範囲の深達性2度熱傷までは船橋ゆーかりクリニックで対応可能です。
