化膿 うみ 痛み@千葉県の皮膚科、形成外科、美容皮膚科 船橋ゆーかりクリニック

化膿

痛みがあったら、早めに診てもらいましょう

船橋 ユーカリ クリニック 皮膚科 形成外科 化膿◆炎症性病変、膿瘍◆
 毛穴の周りにある表皮の起源となる細胞が増殖することで生じる粉瘤と呼ばれるしこりがあります。本来なら皮膚表面へと繰り出される細胞がなんらかの原因で皮下に袋を形成してしまい、そこに皮脂がたまって膨らんでできたしこりです。毛穴から細菌が入り込んで増殖すると、そこに白血球が集まって、戦い始めます。これが化膿した状態です。

 化膿してしまった粉瘤は局所麻酔を注射して、表面の毛穴を含めて皮膚を直径3~5mm程度のパンチで丸くくりぬいて、中の膿を外に出し切らなければなりません。以前は丸くではなく、紡錘形に切り取ったり、十字切開を入れたりしていましたが、丸くくりぬくことで傷あとが目立ちにくくなります。化膿した状態が初期であれば、中身を出した後、袋を除去することができる場合があります。化膿した状態が長い場合は、袋が溶けてしまいますので、しこりの完全除去はできません。一旦、炎症が治まったのち、数ヶ月から数年して、しこりが再発する可能性が残ります。皮下に表皮成分が残るからです。通常はしこりの中心にある毛穴が除去できれば、しこりの再発は少ないようです。
船橋 炎症 おできあごの炎症性粉瘤

 皮膚に化膿病変が多発している場合は膿皮症といって、慢性炎症が続いている状態です。お尻やわきの下に生じることが多いです。抗生剤の点滴治療や罹患した皮膚全層を新しい皮膚と取り替える入院手術が必要になる場合があります。

 顔面では、化膿したにきびが多発する場合がありますが、手術適応はなく、抗生剤とビタミンCの外用と内服治療で、炎症を抑えていきます。ディフェリンというビタミンA誘導体軟膏が角化して厚くなった表皮を薄くする作用があり、つまった毛穴を広げ、皮脂の排出を促進します。