眼瞼下垂 下がりまぶた まぶたのたるみ@千葉県の皮膚科、形成外科、美容皮膚科 船橋ゆーかりクリニック

眼瞼下垂 下がりまぶた まぶたのたるみ

日常生活でまぶしさを感じたことはありませんか?

船橋 まぶた 眼瞼下垂
光が異常にまぶしい!! 
朝の太陽の光や、夜に車のヘッドライトなど強い光だからでしょうか?
瞳孔の大きさは、光量で自動的に調整されています。 カメラのレンズの絞りと同じ役目をしています。 光が当たると、虹彩が収縮して、瞳孔が小さくなり、網膜に入る光量がある程度絞られます。逆に光が当たらないと、虹彩が広がって、瞳孔が大きくなります。 虹彩の動きが大切なのです。 
 院長自身も手術で患部を照らすライト(無影灯)が非常にまぶしく感じて、一番弱い光‐黄昏ライト‐にして !! とお願いしていました。なぜなのでしょうか。

 夜更かしして、目が疲れてくると、目の奥が痛くなり、頭痛や肩こりがひどくなりますね。耳鳴りや耳閉感を生じることもあります。なぜなのでしょうか。

  -自己診断表‐ 

 ◇ コンタクトレンズを10年以上装着  
 ◇ 疲れると、目をよくこする癖がある
 ◇ まぶたが重い             
 ◇ やたらにまぶしい (車のライト、太陽の光、携帯の画面)
 ◇ 疲れると、目の奥が痛くなり、目が落ちくぼむ
 ◇ まっすぐを見るとき、眉毛やあごが上がる
 ◇ 上を見るとき、おでこにシワがよる 
 ◇ 舌の先に歯型がついている
 ◇ あごの関節が痛む           
 ◇ 耳鳴りがする
 ◇ 頭痛がひどい       ◇ 肩こりがひどい      ◇ 手足の多汗
 ◇ 手足の冷え        ◇ 不眠

その答えはまぶたにあります。

 長期間のコンタクト装着や眠気覚ましに強く目をこすっていると、まぶたのたるみが起こりやすくなります。多くの方は無意識に安全装置が働き、見た目は変わっていませんが、その代わり、交感神経の緊張状態が続いています。一刻も早く、まぶたのたるみと交感神経の関係をご理解いただき、快適な生活を取り戻しましょう。 

 上まぶたには瞼板(けんばん)という薄い軟骨のような硬い組織があります。この瞼板の前面に腱膜という薄い膜が付着しています。この腱膜を随意筋である上眼瞼挙筋が引っ張りあげることで上まぶたを開けています。さらに腱膜の奥に瞼板の上部と直接つながっているミュラー筋という交感神経支配の不随意筋があります。これも上眼瞼挙筋とつながっています。まぶたを上げる仕組みは二層構造になっているわけです。

 瞼板と腱膜のつながりは非常にデリケートですので、目をこすったり、コンタクトを入れたりすることで、容易にゆるんだり、はずれたりしてしまいます。すると、腱膜の奥にあるミュラー筋が突っ張って、上眼瞼挙筋の収縮を瞼板に伝え、一見 正常に上まぶたは上がります。

 ところが、ミュラー筋が引き伸ばされることで、交感神経が興奮状態になったり、逆に突っ張る力を得るために身体のほかの場所で交感神経を刺激する動きが現れます。また、おでこの前頭筋も同時に収縮して、まぶたを上に引き上げようとします。この二つの代償機能が破綻してしまうと、真の意味での眼瞼下垂が生じます。舌出し前頭筋ブロック検査と眼瞼おもり負荷検査で眼瞼下垂を誘発することができます。

症状

大きく分けて、2通りあります。
 1.交感神経過剰刺激症状 
  代表的な症状はまぶしさです。院長自身の瞳孔を松尾教授に電子瞳孔計で調べていただいた結果、光が当たると、びっくりして、少し瞳孔が開いた後、瞳が縮みましたが、正常側より閉じる程度が少ないことがわかりました。その上、健常では元に戻るだけですが、交感神経が高ぶっていると、少し縮んだあとから、逆に瞳が開いてしまう現象が起こることがわかりました。このため、光が目に入ると、まぶしさを感じます。耳鳴りや耳閉感も関係しているようです。
 また、ミューラー筋を緊張させるために他の部位から交感神経に信号を送ろうとします。このため、奥歯を咬んだり、舌を歯の裏に押し当てたりする症状が出ます。
 2.前頭筋から連なる帽状腱膜、僧帽筋緊張状態
 頭痛、肩こり

治療 

 根治には手術が必要です。目の真上での手術になりますので、緊張されると思います。まぶたに痛み止めのシールを張ったり、BGMを聴きながら、ゆったりした環境で手術を行います。ご希望で鎮静剤注射も追加できます。

 まぶたの形が変わると、がらっと印象が変わりますので、できるだけ元の形に近づけるように努力しています。二重なら二重。一重なら一重のままにしたいところです。美容的な二重のための手術ではありませんので、あらかじめご了承ください。

 上まぶたの切開は全長3.5cm前後になります。たるんだ皮膚を4,5mm幅で切除し、皮膚直下の眼輪筋も帯状に除去します。硬くなってしまった眼窩隔膜を上手にはがし、上部で切り開らいて、ひっくり返し、眼窩脂肪と腱膜がはっきり見えるように展開します。この腱膜と上まぶたにある瞼板を細くて丈夫なポリプロピレン糸で縫合固定すると、上眼瞼挙筋の動きが瞼板にスムーズに伝わり、楽にまぶたが上がるようになります。

 ★2つの改善点★

術後の内出血が多いことや、一重の方が二重になることに抵抗がある方が多いことを鑑み、当院では以下のような改良術式を行っています。

眉毛下アプローチ

 2011年3月より、一重の方やきれいな二重が残っている方には、眉毛下よりアプローチして、できるだけ元の形を損なわないで、まぶたを挙がりやすくする術式を開発しております。一重のままや元の二重を損ないたくない方は是非ご相談ください。

片側ずつ手術

 片眼ずつ手術することで、術後圧迫と出血のドレナージがきちんとできるようになり、術後の内出血と腫れを非常に減らすことができるようになりました。 
 総合病院では両目を手術して、術後圧迫のため入院できますが、クリニックでは入院できませんので、両目をしっかり圧迫することはできません。そうすると、内出血による紫色になったまぶたが長く続くことになります。
 片目ずつ手術することで、完全に片目を被って、圧迫できるので、内出血がほとんどなくなり、腫れの引きも非常に早くなるようです。ただし、両目の開きの調整がやや難しくなりますが、クリニックでは安全を期して片目ずつの手術がよいだろうという結論に達しました。友人である大阪のこまちクリニック院長の方針も参考にさせてもらいました。

保険診療について

 単に頭痛と肩こりがひどいだけでは、まぶたの手術を保険診療で行うことはできません。まぶたのたるみで瞳孔が半分ふさがり、視野障害がある時に、保険診療で手術することができます。したがって、片側のみ下垂がひどい場合で、両側の手術をご希望される場合は、ひどい側は保険ですが、正常側は自費扱いになります。あらかじめ、ご了承ください。

連携について

 信州大学形成外科松尾教授に師事しております。

院長の実体験より

 2010年12月末に院長自身がまぶたの手術を信州大学で受け、交感神経亢進状態がなくなった効果を実感しております。

 早期に改善した点は次のごとくです。

  1. 眼球が前に出て、光が当たりやすくなり、きらきらした瞳になった!! 
  2. ライトのまぶしさは消失 (眼球が前に出たので、昼間の太陽光はまぶしい)
  3. おでこや眉間の緊張の消失
  4. 睡眠の改善(熟睡できるようになった)  (パソコンの画面を見ていた直後に寝ようとすると、入眠が遅くなります。) 
  5. 肩こりの改善 (ただし、キーボードを打ちすぎているので、つねに肩こりが残っています。)
  6. 声が大きく出るようになった。(ボイストレーニングの際、発声が明らかに改善)
  7. 身長が伸びた!!(169.4から170.1cmに)